00:05:27 自分の心が絵画のキャンパスだとすると、もともと、自分の心の奥底(潜在意識)が真っ白なキャンパスのようにきれいな人は、ポジティブシンキングをして引き寄せ現実を変えようとしたときにうまくいくでしょう。描き始めた絵画がきれいに描け、新しい自分の人生という絵画作品が描かれていくでしょう。
00:31:14 反面、心の奥底(潜在意識)のキャンパスがあまりきれいになっていない方は、すでにキャンパスに、あまりきれいでない色での書き込みがあり、そこへどんなに新しいキレイな色を重ね塗りしていったとしても、キャンパスは色が混ざり合った状態になり、混ざり合った色が引き寄せを行っていきます。
01:05:22 ネガティブな潜在意識(下地の色)も引き寄せの法則を働かせ続けるので、表面意識でポジティブシンキングをしていてもネガティブな引き寄せも引き続き起こります。現実的に顕われている結果から、すでに自分の心の潜在意識というキャンパスをきれいにしながら、新しい色を塗っていく必要があるのです。
01:31:15 コーチングも広い領域を含んだ手法ですが、今回はビジネスコーコーチングの基本をベースに、引き寄せの法則の世界観との比較を書いてみたいと思います。ちなみに、コーチングにはいろいろなメソッドがありますので、すべてのメソッドとの比較ではないことをお断りしておきます。
02:05:27 コーチングの基本的な手法は、クライアントへの「質問」によってクライアントの中にある望みや考え、解決策やモチベーションを引き出していくものです。クライアントの中から引き出すのではなくコーチの側から教えるものはティーチングと言われます。
02:31:15 通常のビジネスコーチングは質問を通して行われますので、クライアントが見て感じている世界観の中で、望みを明確にすること、モチベーションを高めること、解決策をはっきりさせること、コミットメントの力を高めることなどを行います。
03:05:19 このような引き出すコミュニケーションののスタイルが、ビジネスコーチングといえます。 会社の売り上げに関するビジネスコーチングセッションを具体的に見ていくと、 ・望んでいることは何ですか?(明確化、イメージ) ・それが望んだらどんな状態、喜び、感覚がありますか?(ゴールの感覚)
03:31:13 ・モチベーションを高めるためにはどうしたらよいですか?(モチベーションを高める) ・その望みが叶うためには何ができますか?(具体策)
04:05:28 ・できることを具体的に落としこむには、どうしたらよいですか? いつまでにどのようにやりますか?(計画) ・本当にそれを実行しますか?(コミットメント) 上記のようなプロセスとフォローが基本です。
04:31:14 引き寄せの法則の世界観から、このようなコーチングの プロセスに追加するものがあるとしたら、
05:05:19 クライアントの望みが、 ・私たちすべてが「宇宙の根源の力」を自然に備えた 素晴らしい存在という視点から見て妥当であるか? ・モチベーションを高めなければならない、 その望みは、本当にその方の望みなのか。もっと大きく望むべきではないか?
05:31:14 事例で言うなら、3年かけてIT企業のマネージャーに なりたいという願いは、小さいのではないか? 経営者を目指すのが本当の望みではないか。 そもそもアーティストになりたかったのに隠していたりしないか。
06:05:28 ・今、その望みが現実化しない理由は、 クライアントの方の心(意識)や感覚、思い込みに原因があるが、 売り上げが上がっていかないという今の現実を引き寄せている望みと心は何なのか。 ・表面的・外面的な行動を見たり訂正したりするのではなく、 どんな意識や感覚に変えていけばよいのか?
06:31:14 ・実行する計画は、自分の常識の枠組みでできていないか? ・のびのびと大きく、創造の力が持つ可能性を発揮できるようなやり方はないだろうか? ・具体的にやれることが、すべて、今の自分の常識や頭の中で終わっていないか、常識と頭の中を超えたミラクルを引き寄せるべきではないのか?
07:05:20 このように、引き寄せの法則の世界観から 通常のビジネスコーチングを見るなら、 いろいろ注意していく点があります。
07:31:14 わくわくを大切にしましょう」という書籍やセミナーがあります。人生にあまり喜びを感じられない状況にいたり、いろいろな感覚が麻痺している方が、自分の心と向き合い「わくわく」という感覚を追求していくことは、自分の心を解放するという心の成長の最初のステージでは意味があります。
08:05:35 わくわくする感覚は、今までの人生を変える大きなきっかけの1つにはなります。ただし、わくわくすると書き出したことを、ひたすら引き寄せ続けるだけでは、必ずしもクライアントの人生の満足度を上げたり、本当の心の喜びや成長にならないケースもあります。
08:31:16 なぜなら、これは極端なケースですが、「起業する」ということにわくわくする場合、その動機が、今の職場の上司に腹を立てていて不満でいっぱいだとするなら、今の仕事を否定する意味で起業を引き寄せるのではなく、
09:05:22 上司に対する腹立ちや不満になっているパターンを 感謝と祝福に変えて引き寄せようとすることが、 本当の引き寄せの法則の世界観だといえます。
09:31:15 逆に、経営者が器の大きくスケールの大きな経営者になるという現実を願い祈って引き寄せたい場合、その方が、いまあまりわくわくしないことを引き寄せることも必要な場合があります。
10:05:37 スタッフを心から大事にする必要がある場合、経営者が社員に裏切られたという怒りを持っている場合、そんなに社員に甘くしてはいけないという感覚が湧いてきたりします。この感覚を大事にしてスタッフを大切にしない方を選択するなら、本当の意味での成長と発展繁栄を引き寄せることができません。
10:31:16 ですから、わくわくするという感覚だけを大事にして引き寄せようとするのではなく、すべてが発展繁栄するという願いと祈りの中で、引き寄せることを意識するとよいでしょう。
11:05:26 引き寄せの法則の支援を受けて、より大きな願いを引き寄せる時の大切な心(意識)のあり方の1つが、「宇宙を創造した根源の力」を信頼する心です。引き寄せの法則は「根源の力」によって成り立っており、引き寄せの法則がより機能するためには、「根源の力」への信頼が欠かせません。
11:10:43 https://twitter.com/mitesiro/status/1147326982826233856/photo/1" target="_blank" rel="nofollow">pic.twitter.com/rwtLLA1X0r
11:31:15 引き寄せの法則の支援をたくさん受ける人は、「自分が願い祈ったことは絶対に(根源の力のサポートで)、摩訶不思議にラッキーに叶う!」と信じている方です。つまり、今までも最高に摩訶不思議にラッキーだったし、これからも絶対に摩訶不思議にラッキーであることを信じて疑わない方ということです。
12:05:32 引き寄せの法則の支援を受けにくい方は、自分が願い祈ったことに対して、「摩訶不思議でラッキーなことなんて起こらない」という疑いを持ち、「今までほとんどラッキーなことがなかったし、不幸でだった」と思っている方です。これは、宇宙への信頼がほとんどない状態だと言ってもいいかもしれません。
12:31:15 経営、そして人生を引き寄せの法則で好転させるためには、 引き寄せの法則の支援をたくさん受ける人の心を目指すことが大切であり、 とても素晴らしいことです。
13:05:25 たとえば、事業の年商を来年までに10億円にしたいと思った時に、引き寄せの法則の支援を受けず「根源の力」に願い祈らずに、自分やスタッフの努力や頑張りで目標を達成できることもあるでしょう。
13:31:15 ただし、自分やスタッフだけの力で年商目標が実現したと思っていても、本当は目標が達成された裏側には、自分たちの力でない支援が少なからず入っているものです。
14:05:34 その支援を感じ認めて、「自分たちを救うのは自分たちだけだ」と決めるのでなく、積極的に宇宙の支援の流れを感謝して受けとっていくこと。これができれば、もっと皆が楽で幸せな流れを作っていくことができます。
14:31:15 たとえ話ですが、ダイビングには「ドリフトダイビング」という、潮流に流されて楽しむダイビングがあります。潮流に乗るだけで、自分は何もせずに浮いているだけで自然に楽に進んでいくことができます。このような潮流に流されていくやり方が、宇宙の支援を積極的に受けとっていく生き方と言えます。
15:05:23 もちろん、ダイビングでは、自分の力で頑張って泳いで楽しむこともできます。ただ、自分の力で頑張って泳ぐよりも潮流に流された方が、はるかに楽に速く進むことができます。そして、潮流には、人の泳ぎの力で抗うことはできません。
15:31:15 宇宙を信頼する」ということは、ダイビングにたとえれば、潮流を信じて潮流に乗っていくことです。宇宙が起こした潮流という流れが、摩訶不思議にラッキーに自分が望んでいる方向に流れていくことを「信頼」する心を養う心(意識)は、私たちの人生にさらなる素晴らしさをもたらします。
16:05:37 宇宙の摩訶不思議やラッキーを信頼する心について、具体的な例を挙げます。
16:31:15 アパレルショップを経営しているオーナーが、売り上げを3か月以内に200%増の3千万円にしたいと願い祈っていたら、昔にバイトしてくれていた女の子が芸能人になって店が有名になり、かつ、その子の友達の女優が服を絶賛してくれて、ものすごく売り上げが上がった。というお話があったとします。
17:05:26 この例では、願い祈る前には想定もできないラッキーな流れがやってきて、願いが実現しています。願い祈り出す時に「そんなに売り上げを上げる見通しが立たない」という考えにとらわれてしまうと、願い始めることすらできません。
17:31:16 願い祈っている時にも宇宙への信頼があり、祈り続ける段階でも「摩訶不思議にラッキーに願望が実現すること」を信頼しているかどうかは、とても大切なポイントです。
18:05:33 「信頼しているはず」と無理に思い込んで引き寄せをしようとしながら、「どうせ無理だろう…」という感覚があったり、願い祈ることをすぐに忘れてやめてしまったり、願い祈ることに具体性がなくなり、
18:31:15 また、願い祈り続けていてもまったく結果が出ていないのなら、自分には宇宙への信頼が欠如していると見る方が正しい認識です。そして、その信頼の欠如こそが引き寄せの法則の支援を受けられない理由だと知り、自分の心(意識)を見ていくことが必要です。
19:05:23 「今ここにあるすべては自分が引き寄せた」という言葉の意味は、私たちが直面している今のすべてのありとあらゆる状況は、私たちの心(意識)が引き寄せたという意味です。
19:31:15 先ほど例に挙げた、3か月以内にアパレルショップの売り上げを200%増の3000万円にしたいという願いのケースでは、その願いが現実化した場合、すべての人が「引き寄せの法則」の成功だと感じると思います。
20:05:35 でも、3か月以内にアパレルショップの売り上げを200%増の3000万円にという願いが、現実化しなかったらどうでしょうか。多くの方は、引き寄せの法則が失敗し、引き寄せられなかったと思うのではないでしょうか。
20:31:16 実は、このように「引き寄せが失敗した」と思われる状況であったしても、この現実化していない状況もオーナーの引き寄せの法則は機能して、引き寄せることに成功しているのです。
21:05:24 疑問に思う方も多いと思いますので、わかりやすく説明します。売り上げを達成できなかったオーナーは、頭で理解できる心(表面意識)では、3か月以内に、アパレルショップの売り上げを200%増の3000万円にしたいと願い祈りました。
21:31:15 しかし、このオーナーは、本当はなんとなく無意識に「3か月以内に200%なんて絶対無理に決まっている」という決め事を信じ、無力感を感じていました。引き寄せの法則は、心にあるものが引き寄せられていきます。
22:05:37 つまり、このオーナーは「3か月以内に200%なんて絶対無理に決まっている」という決め事と無力感を引き寄せて、やっぱり「3か月以内に200%なんて絶対無理だった。」という現実を創造したのです。
22:31:16 私たちが頭で理解できる心(表面意識)で、事業をうまくいかせたい、車が欲しい、家が欲しい、パートナーが欲しいと願い祈り、それが現実化した時だけが、引き寄せの法則の成功だと思われています。
23:05:25 しかし、実は、私たちが表面意識で願い祈ったことが現実化してないときは、現実化を拒む心(意識)の決め事と感覚が心の中(潜在意識)にあり、その心通りの現実化が行われます。
23:31:16 さらに、範囲を広げ、「私たちが何かを特に引き寄せようとしていない、私たちの人生はどこからやってきているか」と考えるなら、実は、私たちの人生の中で、表面意識で「特にこうしよう」「引き寄せよう」と思っていない部分の人生は、私たちの潜在意識が創造しています。