00:26:50 「女の子でしょキミは 傷がのこったらどーすんだよ」 「……え、何ですか急に……」 「急なことなんてあるか ずっと前からじゅうぶん女の子だろ 君は」 【獅子尾・すずめ】
01:26:47 「ーー何かさ すずめちゃん かわったね 」 「ーーーへ?」 「うーん うまく言えないけど…前はどこかへ1人ですぐ行っちゃうような感じだったのに 今のプリクラのこととか ちょっとした雰囲気とか そういうところがなんか ちょっとだけ大人になった感じがする」 【地元の友達・すずめ】
02:26:49 バカだな 何を期待してんだろう 私 【すずめ】
03:26:45 「ん?唯一のカップル?ちゅ…与謝野と馬村は?」 「あれはふりですよ ふり 馬村が一年の女子に追っかけられてて大変だったんですずめちゃんが少しの間偽の彼女を装ってるんです」 「ーーーーーふり…… なんだそうかーーー」 【鶴谷・獅子尾】
04:26:51 ………わかってる ぜんぶちゃんとわかってるよ だから ちゅんちゅんには今まで通りいてやって欲しい 何も言わず何もきかずに お願いします 【獅子尾】
05:26:46 どんなプレゼント買おう とか どんなケーキがいいか とか そんなことを考えるだけでワクワクするんだって こんなに誰かをよろこばせたいと思ったのははじめてだって 知ってほしい 【すずめ】
06:26:49 まあ べつにさ 失敗したからってしぬわけじゃないしもちょっと気楽にいこーよ フォローいたしますよ 【土牛】
07:26:47 それに もし いま180°世界が変わったとして アンタが万が一 馬村君とくっついたとしても 他のどの女とくっつくより 一番嬉しい気がする 【ゆゆか】
08:26:57 べつに馬村君が誰を好きでも関係ない気がしてきた ただの強がりかもしれないけど それによって私の気持ちがかわるわけじゃないんだし 勝手に好きでいればいいかなとか 思うわけよ 【ゆゆか】
09:26:52 先生といるときは とにかく無我夢中であの人の隣にいたくて 不安とかドキドキがいつもあって 嬉しいけどそのぶんわからない事やつらい事もたくさんで 【すずめ】
10:26:59 「出ることによって自分を変えたかったから」 「ーーー変える?」 「このレースが終わったら もう一度君にちゃんと気持ちを伝えようと思って」 【獅子尾・すずめ】
12:26:55 たった一言 たった2文字の言葉を もし先生の口からきけたら きっと私もう 100年は不安になんてならないのにな 【すずめ】
13:26:53 それに「私達」は潔く身を引くっていう選択も持ち合わせているし 【つぼみ】
14:26:56 「あんた 先生と何かあったでしょ?」 「ななななな」 「その時点ですでにバレてるから とっとと吐きな」 【ゆゆか・すずめ】
15:26:51 「…………おはようございます ってあいさつして さようなら ってまた言って 他の女の子達と同じ会話しかできてない のに… 私は先生の誕生日のこと知らなくて そーいうの面白くなくて……」 「………あのさ それってさ もしかしてやきもち?」 【すずめ・獅子尾】
16:26:57 「…あのさ もう「こういうの」やめようか」 「ーーーーこういうの…て」 「もとに戻そう 何もかもさ 普通の 教師と生徒に」 【獅子尾・すずめ】
17:26:51 ふざけてこんなこと言うわけねぇよ オレといるときっと あの子のまわりの色々なものを犠牲にするかもしれない そんな風にだけはさせたくない 大切すぎてどうすればいいかわからないなんて 初めてなんだ 【獅子尾】
18:26:58 あのさ 1つききたいことがあんだ オレが オレがもし 教師やめるって言ったら お前どうする? 【獅子尾】
19:26:53 距離をおかれたり フラれたのに特別だって言ったり 手つないだり 先生は よくわからない 【すずめ】
20:26:57 ちょっと こんなときにクソつまんねーこといってんじゃねーぞブスども 【ゆゆか】
21:26:50 「ーなんか 意外と純朴なんだね馬村」 「てめぇ」 「でもさ いくらキライだからってあんま冷たい態度とるのはよくないと私は思うよ 女の子って 馬村が思うよりもろいし 小さいことで簡単に傷ついたりするしさ」 「ーお前は お前は傷ついたのかよ」 【すずめ・馬村】
22:26:59 だめだよ オレは教師だし君は生徒だから さすがにそれはダメでしょ あと そういうのは特別な人が呼ぶもんだから ちゅんちゅんもそういう奴に使えよ 【獅子尾】
23:26:52 水族館また行こうって言えなかったこと クリスマスの日遅れてしまったこと 誕生日 ちゃんと祝えなかったこと 初詣の日 手をはなしてしまったこと いつも ちゃんと本当の事言えなくて たくさん傷つけて たくさん泣かせた ごめんな 本当はオレずっと 今更 こんな俺に 何が言えるんだろうか