00:59:28 宗教心とは、宗教を信ずる心とはまったく別物である。宗教心はいかなる恐怖も信念も存在しない心の状態であり、そこに存在するのはただあるがままのもの…実際にあるものだけである。
06:21:58 無知は自己のありようについての理解の欠如です。そしてこの無知は表面的な活動や改善によって一掃することはできません。それはあらゆる関係における自己の働きと反応への不断の気づきによって一掃されるのです。
11:34:37 無である人は幸いなるかな!
16:28:25 この憎しみの世界は私たちの親の世代、先祖、そして私たちによって創り出されたものです。そういう訳で、無知が過去から果てしなく続いてきたのです。それは自然に生まれたのではありません。それは人間の無知の結果、歴史的なプロセスです。
21:31:45 精神を時間から空しくすることから真実の沈黙が生まれ、そのことを悟ることはすなわち行なうことである。それゆえ見ることと行なうこととは何の区別もない。見ることと行なうこととの間隙に葛藤や不幸、混乱が生ずるのである。時間を持たないものは永遠である。