00:10:30 「・・・・・・そこまで人を疑いながら、よく今まで生きてこられましたね」
00:40:35 卒業したらすぐに放浪生活するつもりだったけれど、なかなか思い通りにはいかないかなあ・・・うーん・・・
01:10:30 「にゃんでもは知らないにゃあ――知ってることだけ、にゃん」
01:40:33 人は嫌なことがあったらどんどん逃げて良いんだけれど、目を逸らしているだけじゃ、逃げたことにはならないんだよ。
02:10:30 何でもは知らないわよ。知ってることだけ
02:40:36 暴力という形ではなくても虐待は成立するでしょう。極論を言えば——いえこれさえも一般論ですが——『甘やかし』という形の虐待もありえます。
03:10:30 私は本物じゃなくって、人物でありたい
03:40:34 美しくなくっていい。白くなんてなくっていい。私はあなた達と一緒に、汚れたい
04:10:30 いつまでも、汚れを知らない少女なんかでいられない――私は汚れを知りたい。
04:40:37 黒くなりたいわけじゃない。 だけど、黒も白も併せて呑める。 灰色の大人になりたい。
05:10:30 失恋しても泣けないような―― そんな人生はもううんざりだ。
05:40:33 あなたに頼るしかありません。 あなたしか頼れる相手がいません。 だから生まれて初めて誰かに言います――助けて。 助けてください。 私を助けてください。 もう二度とあなたに迷惑はかけませんし、もう一度としてあなたを一人にもさせませんから。 お願いします。 どうか、お願いします。
06:10:30 優等生で、委員長の中の委員長で誰にでも優しく、公平で、頭がよくって、聖人のようで -阿良々木くんがそう称していたかつての私こそ、私が作り出した、最初の怪異だったのではないかと。
06:40:35 今こそ向き合おう――私と。切り離してきた私の心と。多分これは――そういう物語だ
07:10:30 「でもにゃあ、頼まれらっちゃたらにゃあ」 にゃんだろうにゃ。この気持は。
07:40:34 私は阿良々木くんを好きだけれど。 戦場ヶ原さんも好きなんだ。
08:10:34 「ただいま」
08:40:35 「ご主人にお願いされたんだ」
09:10:32 私はあなた達を愛し、私を愛します。
09:40:34 「私は、阿良々木くんが大好きだよ」
10:10:33 「結婚を前提に、私と付き合ってくれないかな」
10:40:37 「例外じゃなく―特別じゃない」
11:10:32 白くて。 白過ぎて。 白無垢で。 白々―しい。
11:40:34 闇に鈍いだけ。
12:10:33 「ああ、噂ではいるらしいね。目玉焼きに何かかける人って」
12:40:36 こんな私のために殺された生命。ありがたくいただきます。
13:10:32 それから五分くらい、続けてベッドの上でごろごろする私。 意味もなく、ではない。意味はある。 これは動物でいうところのマーキングなのだーー阿良々木くんのベッドに、私は私の痕跡を残している。
13:40:35 阿良々木くんのベッドで熟睡する? 私が? 一日の疲れがすっかり取れて。 精神的にも落ち着いている? そんなわけーーあるか。
14:10:34 阿良々木くんのパジャマを着てしまった……。 鏡に映る自分を見る。 なんだこの、やってしまった感。
14:40:35 「相手のために死ねないのなら、私はその人を友達とは呼べない」
15:10:32 「んー?」
15:40:33 「あ・・・あ、阿良々木くん、ど、どうかっ、わ、私のノーブラおっぱいをモミモミしてくださいっ、お願い・・・、お願いしますっ」
16:10:33 「阿良々木、くんに・・・おっぱいを揉んでもらえるなんてとても光栄です」
16:40:37 「阿良々木くんに揉んで・・・揉んでもらうためだけにっ、がっ、頑張って、こんないやらしいおっぱいに、育てましたっ」