01:00:12 仮名用の墨は伸びをよくするため、漢字用に比べて膠を多く使うんや。だから黒みが弱くなるのを防ぐため濃いめに磨るほうがええで。
03:00:11 わてがわての時代にわてのことをほんまに『わて』と言うてたかどうかは、わて知らんで。
05:00:14 良い筆の基準になる四徳ってのがあるんやで。一つ目は『書く時に毛の先が尖った状態にちゃんとなること』 これは水で試し書きできる店なら見れますな。
09:00:13 羊毛の筆を選ぶ時、捌けた毛を触れるなら触って選びや。単純に、ひっかかりなくなめらかな感触の毛なら、それは良い筆やで。安いのと高いのを触り比べたらわかりやすいな。
11:00:16 歙州(きゅうじゅう)硯は、ゴリゴリとした感触があってすり心地がよく、また淡墨を作るのに良いと言われてるで。
13:00:13 赤ちゃんの毛で作る『胎毛筆』は、生まれて最初の散髪で切った毛を使うんやで。6cm以上ぐらいの毛をひとつかみあればできるで。
15:00:14 筆は使った後よく洗って乾燥させなあかんで。買った時についてるキャップはもういらんから捨てや。燃えないゴミでな。
17:00:19 次、何を言おうか考えてるなう。