金沢、片町の路地裏片隅で41年。男意気地の倫敦屋酒場(バー)。知らず知らずに足が向く。親子二代でやっている。亭主は酒が好きである。倅も今や一人立ち。ゆっくり呑める時もある。たっぷり酔える時もある。ちょっと寄らずにいられない。2、3杯では帰れない。今宵も、人情酒場の灯がゆれる。
4月2日