瀬戸内の潮騒の響きと馨りに心酔し、朝に夕なに燈しおる蠟燭のほむらの如き淡き日暮らし。 嗚呼、泡沫の儚き人生と諦観しつつも明日の仏国土建設に夢見る。願わくは見護り玉へ末資の所行を。黄昏れ布教師。 hongaiとは、本邦の涯際、遣唐使船国内最後の停泊地、長崎五島福江島で弘法大師が残された言葉「本涯を辞す」より。
11月22日