中原中也(非公式bot)さん(@Chuya_bot)のカレンダー・ブログ形式Twitter | meyou [ミーユー]

 
中原中也(非公式bot)のカレンダー形式ツイート履歴
  • 06/19(水)
  • 15 tweets
  • 15時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月19日

    秋の夜は、はるかの彼方(かなた)に、 小石ばかりの、河原があつて、 それに陽は、さらさらと さらさらと射してゐるのでありました。 - 一つのメルヘン
         

  • 14時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月19日

    あゝ おまへはなにをして来たのだと…… 吹き来る風が私に云ふ - 帰郷
         

  • 13時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月19日

    ――彼は独身者(どくしんもの)であつた 彼は極度の近眼であつた 彼はよそゆきを普段に着てゐた - 独身者
         

  • 12時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月19日

    月は聴き耳立てるでせう、 すこしは降りても来るでせう、 われら接唇(くちづけ)する時に 月は頭上にあるでせう。 - 湖上
         

  • 11時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月19日

    ではみなさん、 喜び過ぎず悲しみ過ぎず、 テムポ正しく、握手をしませう。 - 春日狂想 3
         

  • 10時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月19日

    とにかく朝霧罩(こ)めた飛行場から 機影はもう永遠に消え去つてゐた。 - 青い瞳 2冬の朝
         

  • 09時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月19日

    朝鮮女(をんな)の服の紐 秋の風にや縒(よ)れたらん - 朝鮮女
         

  • 08時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月19日

    空に昇つて、光つて、消えて―― やあ、今日は、御機嫌いかが。 久しぶりだね、その後どうです。 - 春日狂想 2
         

  • 07時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月19日

    あゝ、誰か来て僕を助けて呉れ ヂオゲネスの頃には小鳥くらゐ啼いたらうが けふびは雀も啼いてはをらぬ - 秋日狂乱
         

  • 06時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月19日

    かくは悲しく生きん世に、なが心 かたくなにしてあらしめな。 - 無題
         

  • 04時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月19日

    あゝ、『あの時』はあゝして過ぎつゝあつた! 碧(あを)い、噴き出す蒸気のやうに。 - 青い瞳 1夏の朝
         

  • 03時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月19日

    眠つてゐるのは、菜の花畑に 菜の花畑に、眠つてゐるのは 菜の花畑で風に吹かれて 眠つてゐるのは赤ン坊だ? - 雲雀
         

  • 02時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月19日

    連れだつ 友の お道化(どけ)た 調子も 不思議に 空気に 溶け 込んで 秋は 案じる くちびる 結んで - 秋の日
         

  • 01時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月19日

    カドリール ゆらゆるスカーツ 何時の日か絶えんとはする カドリール! - 春の思ひ出
         

  • 00時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月19日

    二十八歳のその処女(むすめ)は、 歩道に沿つて立つてゐた、 雨あがりの午後、ポプラのやうに。 - 米子
         

  • 06/18(火)
  • 22 tweets
  • 23時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月18日

    幾時代かがありまして 茶色い戦争ありました - サーカス
         

  • 22時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月18日

    二十八歳のその処女(むすめ)は、肺病やみで、腓(ひ)は細かつた。 - 米子
         

  • 21時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月18日

    あゝ、怖かつた怖かつた ――部屋の中は ひつそりしてゐて、 隣家(となり)は空に 舞ひ去つてゐた! - 三歳の記憶
         

  • 20時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月18日

    月は聴き耳立てるでせう、 すこしは降りても来るでせう、 われら接唇(くちづけ)する時に 月は頭上にあるでせう。 - 湖上
         

  • 18時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月18日

    私は目をつむる、かなしい酔ひだ。 もう不用になつたストーヴが 白つぽく銹(さ)びてゐる。 - 宿酔
         

  • 17時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月18日

    愛するものが死んだ時には、 自殺しなけあなりません。 愛するものが死んだ時には、 それより他に、方法がない。 - 春日狂想 1
         

  • 16時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月18日

    空に昇つて、光つて、消えて―― やあ、今日は、御機嫌いかが。 久しぶりだね、その後どうです。 - 春日狂想 2
         

  • 15時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月18日

    最後に見せた鹿だけは 角によつぽど惹かれてか 何とも云はず 眺めてた - また来ん春……
         

  • 14時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月18日

    ただただ月の光のヌメランとするまゝに 従順なのは 春の日の夕暮か - 春の日の夕暮
         

  • 13時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月18日

    私の青春も過ぎた、 ――この寒い明け方の鶏鳴よ! 私の青春も過ぎた。 - 修羅街輓歌 Ⅱ酔生 関口隆克に
         

  • 12時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月18日

    あゝ それにしてもそれにしても ゆめみるだけの 男にならうとはおもはなかつた! - 憔悴 Ⅲ
         

  • 11時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月18日

    雲の間に月はゐて それな汽笛を耳にすると 竦然(しようぜん)として身をすくめ 月はその時空にゐた - 頑是ない歌
         

  • 10時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月18日

    水涸(か)れて落つる百合花 あゝ こころうつろなるかな - 臨終
         

  • 09時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月18日

    あゝ 疲れた胸の裡(うち)を 桜色の 女が通る 女が通る。 - 夏の夜
         

  • 08時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月18日

    きらびやかでもないけれど この一本の手綱をはなさず この陰暗の地域を過ぎる! - 寒い夜の自我像
         

  • 07時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月18日

    石鹸箱(せつけんばこ)には秋風が吹き 郊外と、市街を限る路の上には 大原女(おほはらめ)が一人歩いてゐた - 独身者
         

  • 05時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月18日

    愛するものが死んだ時には、 自殺しなけあなりません。 愛するものが死んだ時には、 それより他に、方法がない。 - 春日狂想 1
         

  • 04時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月18日

    このすゞろなる物の音(ね)に 希望はあらず、さてはまた、懺悔もあらず。 - 春の夜
         

  • 03時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月18日

    おゝチルシスとアマントが こそこそ話してゐる間 森の中では死んだ子が 蛍のやうに蹲(しやが)んでる - 月の光 その二
         

  • 02時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月18日

    幾多々々(あまたあまた)の孤児の手は、 そのためにかじかんで、 都会の夕べはそのために十分悲しくあつたのだ。 - 雪の賦
         

  • 01時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月18日

    なんにも訪(おとな)ふことのない、 私の心は閑寂だ。 それは日曜日の渡り廊下、 ――みんなは野原へ行つちやつた。 - 閑寂
         

  • 00時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月18日

    そして二人の魂は、不識(しらず)に温和に愛し合ふ もう長年の習慣だ。 - あばずれ女の亭主が歌つた
         

  • 06/17(月)
  • 23 tweets
  • 23時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    いまひとたびは未練で眺め さりげなく手を拍きつつ 路の上(へ)を走りてくれば (暮れのこる空よ!) - 春の思ひ出
         

  • 22時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    頭は重く、肩は凝るのだ。 さて、それなのに夜が来れば蛙は鳴き、 その声は水面に走つて暗雲に迫る。 - 蛙声
         

  • 21時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    ――幻滅は鋼(はがね)のいろ。 髪毛の艶(つや)と、ラムプの金との夕まぐれ - 或る男の肖像
         

  • 20時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    死んだ火薬と深くして 眼に外燈の滲みいれば ただもうラアラア唱つてゆくのだ。 - 都会の夏の夜
         

  • 19時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    私はおまへのことを思つてゐるよ。 いとほしい、なごやかに澄んだ気持の中に、- 無題
         

  • 17時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    汚れつちまつた悲しみに なすところもなく日は暮れる…… - 汚れつちまつた悲しみに……
         

  • 16時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    連れだつ 友の お道化(どけ)た 調子も 不思議に 空気に 溶け 込んで 秋は 案じる くちびる 結んで - 秋の日
         

  • 15時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    私は残る、亡骸(なきがら)として―― 血を吐くやうなせつなさかなしさ。 - 夏
         

  • 14時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    その眼は怖くて、今日も僕は 浜へ出て来て、石に腰掛け ぼんやり俯(うつむ)き、案じてゐれば 僕の胸さへ、波を打つのだ - 思ひ出
         

  • 13時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    黒い夜草深い野にあつて、 一匹の獣(けもの)が火消壺(ひけしつぼ)の中で 燧石(ひうちいし)を打つて、星を作つた。 - 幼獣の歌
         

  • 12時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    かくて、人間、ひとりびとり、 こころで感じて、顔見合せれば につこり笑ふといふほどの ことして、一生、過ぎるんですねえ - 春宵感懐
         

  • 11時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    幼年時 私の上に降る雪は 真綿(まわた)のやうでありました - 生ひ立ちの歌
         

  • 10時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    朝、鈍い日が照つてて 風がある。 千の天使が バスケットボールする。 - 宿酔
         

  • 09時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    上天界の夜(よる)の宴。 私は下界で見てゐたが、知らないあひだに退散した。 - 秋の夜空
         

  • 08時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    石炭の匂ひがしたつて怖(おぢ)けるには及ばぬ 灌木がその個性を砥(と)いでゐる - 月
         

  • 07時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    幸福は、休んでゐる そして明らかになすべきことを 少しづつ持ち、 幸福は、理解に富んでゐる。 - 無題 Ⅴ幸福
         

  • 06時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    されば要は、熱情の問題である。 汝、心の底より立腹せば 怒れよ! - いのちの声Ⅲ
         

  • 05時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    思ふけれどもそれもそれ 十二の冬のあの夕べ 港の空に鳴り響いた 汽笛の湯気や今いづこ - 頑是ない歌
         

  • 04時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    ホラホラ、これが僕の骨だ、 生きてゐた時の苦労にみちた あのけがらはしい肉を破つて、 しらじらと雨に洗はれ、 ヌックと出た、骨の尖(さき)。 - 骨
         

  • 03時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    煙より 愉快なものもないのです やがてはそれがお分りなのです 同感なさる時が 来るのです - 冬の夜 2
         

  • 02時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    トタンがセンベイ食べて 春の日の夕暮れは穏やかです - 春の日の夕暮
         

  • 01時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    観客様はみな鰯 咽喉(のんど)が鳴ります牡蠣殻(かきがら)と ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん - サーカス
         

  • 00時
  • 1 tweets
  1. Chuya_bot

    6月17日

    また今年(こんねん)も夏が来て、 夜は、蒸気で出来た白熊が、 沼をわたつてやつてくる。 - 初夏の夜
         

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